脳梗塞前兆が見られた時にチェックすべき項目
一般的には脳梗塞という病気は一切前触れが無く発病してしまうのですが、中には脳梗塞前兆と考えられる変調が見られる場合もあります。
脳梗塞前兆は全ての患者に対して生じるものではないものの、脳梗塞前兆に関する知識を有していれば事前に早期発見に繋げられるようになります。
脳梗塞という病気は治療のみならず時間との戦いと言っても過言ではないので、脳梗塞前兆にできるだけ早期に気が付き速やかに適切な治療を施す事ができれば、障害を残さずに完治が目指せる可能性が高まります。
代表的な自己チェック項目 FAST
そのような脳梗塞前兆に気付くべく用いる事ができる自己チェックの項目は多種多様ありますが、代表的なものではアメリカの脳卒中に関する研究を行っている協会が提唱するFASTというチェック項目が優れています。
FASTというのは英語で速いという意味がありますが、チェック項目の頭文字を取って作られた造語であり具体的にはFaceの顔とArmの腕、Speeckの言葉とTimeの時間となります。
脳梗塞前兆で最も事例が多いのは痺れや麻痺といった症状なのですが、痺れや麻痺が最も生じやすいのは言葉や顔、腕となり突如として機能のみが失われる様子が見られたり、筋力が大幅に低下してしまいます。
健康な状態とは違った身体の状態になっているという事には気がつけるものの、数分間で元通りになる事例が大半であるため、疲労感や些細な不調であるとして気に留めずに放ってしまう方が少なくなく、結果的に脳梗塞前兆を見逃してしまう事になります。
些細な事でも身体に異常が感じられた時間をしっかりと把握し記録しておこう
そのように疲労感によっても起こりやすい変調であっても脳梗塞前兆であるという可能性は十分ありますし、尚且つ生じている時間が極めて短かったとしても見逃してはいけません。
同様にチェックすべき重要な事は時間についてであり、些細な事でも身体に異常が感じられた時間をしっかりと把握し記録しておく事がポイントです。
脳梗塞は時間が経過するほど障害が重度になるため、時間を記録しておく事で後遺症を引き起こさない治療が受けられるようになります。
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